こちらでは、労働部に寄せられた労務に関する質問の回答を日本語に翻訳しています。
人を採用する上で必ず出てくる労務問題。
是非ご参考ください。
第12回目はこちらの内容。
https://www.mol.gov.tw/service/19851/19852/19861/14817/
新型コロナウィルスの影響で売り上げ減少している業態もあるかと思いますが、いざとなったときに無給休暇を採用する場合を確認しておきましょう。
中文 | 日文 | |
質問 | 「無薪休假」之實施應否經由勞資會議同意? | 無給休暇の実施について、労使会議が必要ですか? |
労働部の 回答 |
事業單位如受景氣影響必須減產或停工,為避免大量解僱勞工,可與勞工協商並經同意後,暫時縮減工作時間及依比例減少工資,以共度難關,惟對支領月薪資者,仍不得低於基本工資,以及逕自排定所謂「無薪休假」。為求勞資關係和諧,勞雇雙方可透過勞資會議,就應否採行所謂「無薪休假」進行討論,惟前開協議,因涉個別勞工勞動條件之變更,仍應徵得勞工個人之同意。 | 景気の悪化により生産を縮小または停止しなければならない場合、雇用主は大量解雇を避けるために、 困難な時期を乗り越えるために 労働時間と賃金を一時的に比例的に削減することを従業員と交渉することができます。 労働関係の調和を目的として、従業員と雇用者は、労使会議を通して「無給休暇」を採用するかどうかを協議することができる。 前述の協定は、労働条件の変更を伴うので、個々の労働者の同意が必要である。 |
LinkBiz台湾からの補足
労使会議を開くためには、従業員の代表を選挙で選んでいる必要があります。
一般的な残業や、フレックス制も労使会議を経て実施する必要があります。
無給休暇制度も労使会議が必要になります。
また労使会議後にその必要性を証明する資料を労働部に提出する必要があります。
また、無給休暇といっても会社は、最低給与を保証する必要があります。
仮に1か月間全てを休暇としてしまっても最低給与を支払う必要がありますのでご注意ください。
LinkBizでは労使会議の代行などお手伝いもサポートしております。
ご質問などがありましたらお気軽にご相談ください。
*上記はLinkBiz台湾が労働部のホームページの情報を、中国語から日本語に翻訳したものです。上記情報をもとに対応された結果について、LinkBiz台湾は如何なる責任も持ちませんのでご注意ください。
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