労務関連Q&Aコーナー 第3回

こちらでは、労働部に寄せられた労務に関する質問の回答を日本語に翻訳しています。
人を採用する上で必ず出てくる労務問題。
是非ご参考ください。

第3回目はこちらの内容。

https://www.mol.gov.tw/service/19851/19852/19861/31057/

台湾の週休二日制度でよく聞く 休息日と例假日 これは必ず土曜日と日曜日にする必要があるのでしょうか?
火曜日を休息日 水曜日を例假日として、土日は出勤するというのが可能なのでしょうか?

中文 日文
質問 例假及休息日一定要安排在星期六、日嗎? 例假日と休息日は必ず土曜日と日曜日としなければなりませんか?
労働部の
回答
1.例假及休息日之安排,以每7日為1週期,除彈性工時之情況外,每1週期內應有1日例假、1日休息日。
2.勞工的「例假」及「休息日」,得由勞雇雙方於不違反現行規定情形下,依照事業單位營運特性及勞工的需求自行約定,並未限制僅能安排於星期六、日。
(1)例假日及び休息日は、7日の周期で配置し、各周期に例假日及び休息日を1日とする。(フレックスタイム制をしている場合を除く)
(2) 従業員の「例假日」及び「休息日」は、現行の規定に違反することがない前提で、事業の特性や従業員のニーズに応じて、雇用主と従業員の双方の合意があれば、土日のみに限定しなくても構いません。

LinkBiz台湾からの補足

結論として、土日でなくても大丈夫です。
フレックスタイム制は必ず労使会議を行って双方の同意を得ている状態でなければ使用できません。
LinkBizでは労使会議の代行も行いますので詳細はお問い合わせください。
例えば、14日のフレックスタイム制を取ると、14日間で2日の休息日、2日の例假日を設定するという形になり
自由度が広がります。しかし、例假日については、
7日に1日の周期でという制限は変わりません
ですので、7日連続出勤はフレックスタイム制を取っていてもできません。

ちなみに、フレックスタイム制をとっていなければ 補休補出勤という処理ができません。
これは以外と知られていないのですが下記のような場合に問題となります。

例) 政府が発行する国定祝日の告知の中で、祝日と絡めて3連休ことを目的にに、
金を休みにして金土日と連休にする。その代わりに翌週の土を出勤日する。

政府の決め事とはいえ、この暦どおりに運営する場合は
フレックス制について労使会議が行われている必要がありますのでご注意ください。

*上記はLinkBiz台湾が労働部のホームページの情報を、中国語から日本語に翻訳したものです。上記情報をもとに対応された結果について、LinkBiz台湾は如何なる責任も持ちませんのでご注意ください。

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