台湾の文化 「端午節」

台湾では、端午の節句も、旧暦5月5日(今年は6月20日)に行います。
粽(ちまき)を食べたり、ドラゴンボートレースを見たり、立蛋で遊んだりします。

粽の由来は屈原の故事が元になっています。

屈原は、中国戦国時代の王の側近でした。王の叱責を受け、左遷させられます。
そして、国の将来を悲観して石を抱いて、入水自殺してしまうのです。

屈原を慕う人たちが、その亡骸を魚が食べてしまわないように、餌として、葉っぱでもち米を包んで
皮に沈めたのが粽のもとになったということです。

私は、この故事を中国語の先生から端午節行事とともに、教えて頂きました。
先生は、身振り手振りを交えて、河に沈んだ屈原の亡骸を魚が食べようとしている様子を
詳しくお話されて、「これが、粽の起源となりました。」と言われても、美味しいのかどうか考えてしまいます。
実際、粽はもち米に具が沢山はいった炊き込みご飯のようなもので、とても美味しいです。

ドラゴンボードレースは、日本では、長崎や兵庫県の相生でも行われる手漕ぎのボートで早さを競うレースです。
相生では、5月の最終日曜日、長崎は、7月の最終土日で行われるので、台湾の
ボートレースとは開催時期が少し異なるので、端午節の行事とは思いませんでした。

起源を調べると、また屈原の故事からきており、河に身を投げた屈原を助けようと人々が競って
舟を出したことが元になっています。

今年は6月19日から21日まで、台北近辺の方は、「水岸臺北2015端午嘉年華(Taipei Doragon Boar Festival)」で
見ることができます。

最後に、立蛋は、生卵を立てる、占いです。卵が立ったら幸運が訪れるらしいです。
我が家でも旧暦の5月5日は、卵立てをしてぜひ、幸運を掴みたいと思います。

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