こんにちは、藤縄です。
最近SNSが軌道に乗ってきて閲覧してくれている人が多くなってきているので嬉しいです。
世界中でコロナウイルスの感染が広がっている中、最近台湾国内ではコロナウイルス新規感染0人の記録が継続できています。
そういうわけで、万全な防疫対策をする前提ではありますが、台湾各地で大規模イベントが行われるようになってきました。
今回は、タイミングよく台北國際ACG博覽會(台北国際ACG博覧会)が開催されていたので、潜入取材に行ってきました。
そこで得られた情報や所感などを台湾探索記として書いていきたいと思います。
厳密には当記事もワーホリブログですが、ワーホリブログとの区別は仕事の一環として調査したか否かで分けたいと考えています。
台北国際ACG博覧会とは?
2020台北国際ACG博覧会は、台北メトロ台北101駅最寄りの台北市内の台北世界貿易センター第1展示ホールにて、2020年7月30日(木)から8月3日(月)まで開催されており、私は7月31日(金)二日目に参加しました。
「創新・多元・有趣・分享」(イノベーション、多様性、面白さ、共有)という目標のもと、今までは漫画博覧会というイベント名で開催されていましたが、今年は多元的なACG(アニメ・コミック・ゲーム)総合見本市に成長することを目標にして、「台北国際ACG博覧会」というイベント名になったようです。
日本で言えば、夏と冬に行われるコミックマーケット(通称、コミケ)に相当するイベントになると思われます。
同人サークル等から販売される同人誌等はありませんが、台湾で出版されている書籍等に関連するグッズ等は広い範囲で販売されていました。
ゲームのブースについては、既存ユーザーのファンサービスや新規ユーザーの獲得のためのPRに徹している印象が強かったです。
いざ会場へ
会場は台北101駅5番出口からが一番近いと思われます。
入場方法については、台湾ファミリーマート(全家)にて予約チケットを購入する(100元)か、当日チケット販売窓口でチケットを購入する(120元)ことで、会場中に入ることができます。
また、チケット受け渡しの時に統一發表がもらえるので、台湾の企業であれば、統一編號を伝えることで、チケットの入場料を会社の経費として落とすことができます。
10時50分現在、平日かつ海外渡航ができない(国外からのイベント参加者が来れない)のに、この長蛇の列……。
会場外にいるにもかかわらず、人々の多さや熱気に当てられてテンションが上がります。
チケット購入に10分、会場に入るまでに20分で、会場に入るまでに合わせて30分は並びました。
土日を避けて正解だったと思います。(平日の混雑からして土日の活況具合を考えたくない……😓)
徹底された防疫対策
防疫対策として、入場時に、半年以内の海外渡航の確認、マスク着用、体温検査、手の消毒を行う必要がありました。
会場外の暑い中でも基本的にマスクをつけていましたが、流石に暑かったので少しの間外している人もいました。
写真から分かる通り、会場内では9割以上の人がマスクをつけていました。
基本的にマスクを外している人は、暑くなったり息苦しくなったりして一時的に外している人や、イベントブースの人やブースでコスプレをしている人くらいでした。
歩行時は社交距離も確保されており、当イベントにおける防疫対策は、風邪を含む感染症予防に貢献しているのではないかと思いました。
会場イベントやブース、施設設備について
会場内のブースは主に、ACG物販(書籍やアニメキャラのグッズ等)やゲームイベント等のPRなどがありました。
漫画作品については、主に日本のものをメインに取り扱っていましたが、小説等の書籍出版のブースでは、台湾の作品がメインとして見られました。
コロナウイルスの影響からか、今年のブースは台湾企業のものがほどんどだったと思います。
舞台イベントもあり、上記の時間帯で様々な演目のイベントが開催されているとのことでした。
時間の都合上、二日目は舞台を見ることはできませんでしたが、14時半の時点で、舞台会場の観客席入場の列にかなりの人がいました。(舞台会場の入場整列は本イベント会場を出て、2階にて行われていました。)
この時間の演目の次に鬼滅の刃の中国語吹き替え出演者のイベントがあったのも、列を作っていた大きな要因であったと思います。
食料や飲料については、飲料やセブンイレブンの自動販売機で購入可能でした。(セブンの自販機を撮り忘れてしまったので、松山空港内にあった同型のものを例として上げておきます😅)
防疫対策による食事、取水制限等は無く、広いスペースに座って食事や休息をとっている人もいました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、台湾のイベントの現地調査を目的として、台北国際ACG博覧会へ行きました。
初めて台湾国際ACGに参加しましたが、その活気や熱気、そして、徹底された防疫対策に驚きました。
今年はコロナウイルスの影響もあり、台湾国内の参加者しか博覧会会場に入場できない状況ではありました。
しかし、それに反して、人が大勢来ていたこと、その盛り上がりに今後のイベントの成長やさらなる発展の可能性を肌で感じとることができました。
今年イベントに行くことができなかった人も、来年、あるいはそれ以降のイベントに足を運ぶ際に当記事のことを思い出していただければ幸いです。
次回は、当イベントのメインとなる、台北国際ACG博覧会のブース見学やイベント参加等を行った体験談を書いて、近日中に上げたいと思います。
それでは。
参考: 漫画博覧会は8/1に開幕、アジア最大の「アニメ・コミック・ゲーム」イベント目指す(TAIWAN TODAY)
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