こんにちは、藤縄です。
台湾が涼しくなってきて、早一月近く経とうとしています。
最近、日本に送れるもの、送れないものを調べたりして実際に送ってみようということを会社内で行っています。
そこで、今回、台湾から日本にお酒を送れるかどうか試してみたので、そのことについて書いていきたいと思います。
検証することについて
今回は、台湾から日本へお酒を送れるのか否かを検証します。
ちなみに、日本からであれば24度以内の酒であれば海外にお酒を送ることができます。
台湾の場合は、規則や法律の関係で酒の国際配送については、また別の扱いになると思います。
ちなみに、送れるかどうかの下調べについては、中華郵便の以下のページを参考にしました。
上記のリンクや、同リンク中にある国ごとに郵送できないもの(禁制品)がまとめられたpdfより、日本に酒を送ってはいけないという記述がないのを確認できたので、送れるか試したいと思った次第です。
(日本に酒を送ってはいけないという記述はないが、他の国では酒を送ってはいけないという記述が見られた)
手短に、かつ手っ取り早く結果を知りたいのであれば、実際に郵便局に電話して確認を取るのが早いと思います。
今回送ろうと思うお酒について
今回、送るのは以下の台湾フルーツビールのマンゴーとパインの計二本。
1本が330ml入っているので、これだけですと2本で計700g強になると思います。
こちらを丁寧に梱包して、箱の中で動かないようにします。
酒以外にも壊れやすいものを運ぶ際は、同じように梱包すると思います。
重さは大体880g程度。
これを包んだら、郵便局へ行きます。
今回は国際航空小包便を使う
今回は、実験的に荷物を送るため、台湾の郵便局にて配送料も安く済む国際航空小包で送ろうと考えました。
普段、海外に書類や荷物を送る際は、スピーディに配送が行われるEMS、急ぐ必要がない荷物は普通の航空便や船便を使うと思います。
しかし、上記の配送方法だと送料もろもろの金額が高くなってしまうと思います。
そこで、三辺の合計が90cm以内かつ、2kg以内の荷物であれば、EMSや他の配送方法より安価な国際航空小包や航空掛號小包を利用することができます。
国際航空小包を利用する際は、以下の伝票に住所を記入するか、白い紙に送り先の住所、名前、電話番号を記入して持参するかを選択します。
航空小箱を利用する際は、右上の航空□にチェックを入れます。
また、左下円枠で囲んだ部分の2つのボックスの内、一つをチェックします。(送付先に送れなかった場合、元の住所に送り返すか、廃棄するかを選びます)
また、送付の際にはインボイスの記入も必要になります。
郵便局へ荷物を持って行き、整理券を取ったら荷物の重さを再度自分で確かめます。
測ってみた結果、オフィスの秤とほぼ同等の値を示しました。
結果
自分の順番が来たので、窓口に行って伝票とインボイスを出した結果、
郵便局の人にキッパリとお酒は送れませんと言われてしまいました。
理由を聞いた結果、郵便局の規則で飛行機に乗せられないということです。
結果、お酒を荷物として日本に送れなかった訳ですが、その後オフィスに戻り、酒に関する取り扱いについて調べたところ、それに関する記述についてはやはり何もありませんでした。
今回、試しにという面目で台湾のお酒を日本に送ろうとしましたが失敗という結果になりました。
ここから得られた知見としましては、やはり先ほども述べました通り、手短に、かつ手っ取り早く結果を知りたければ、実際に郵便局に電話して聞くのが一番早いということですね。
お酒をお土産にしたいのであれば、やはり空港内で買うかスーツケースに入れて持ち帰る以外に方法はないと思います。
この情報が皆様にお役立ちいただければ幸いです。
それでは。
※追記
持ち帰れなかったビールは、夜中美味しくいただきました。
日本に帰る時は、お土産としてたくさんスーツケースに入れて持ち帰りたいと思います。
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