みなさんこんにちは、藤縄です。
春節が終わりましたが、まだまだ寒い時期が続いております。時間が経つのは早いもので、台湾へ来てもう一ヶ月経とうとしています。
私は日本にいる時点で既に決まっていたので、給与振り込みのために必要となる銀行口座をすぐに作りに行きました。
今回は、人々が生活するためのお金を保管したり、必要な時に引き出したりするために使う「銀行口座」の開設方法について書きたいと思います。
ワーホリにおける銀行口座開設の重要性
ワーホリとして生活する上で、銀行口座開設は優先的に行うべきことであると考えます。
なぜなら、台湾現地の銀行口座があれば、企業からの給料の受取を振込み形式にできるため、紛失や盗難などといった、現金でお金をやり取りする際のリスクを極力無くせるからです。また、キャッシュカードをデビット機能付帯のカードとして作成すれば、口座の残金の範囲でクレジットカードとして利用できるため、家賃の支払いや各種料金の支払いなどを現金の受け渡し円滑に行うことができます。
180日から最長360日のワーホリ期間中で、多くの現金を持ち歩くことは常に不安を伴います。銀行口座を開設すれば、台湾元の預入れから引出しまで全部行うことができるため、長期間滞在する場合は、台湾現地で銀行口座開設を行うべきでしょう。
台湾の銀行口座を開設してできること
銀行口座を開設してできることについては、主に以下の通りです。
- 銀行にて台湾元(NTD)の預入れや引き出しができる。
- 銀行やコンビニに設置してあるATMを利用できる。
- キャッシュレスで金銭のやり取りができる。給料の受取方法を銀行振込にできる。
- キャッシュカードにVISA、Master、JCBのデビットカード機能を付帯できる。
- 台湾現地のデビットカードで会計利用できるため、日本円で計算する必要がない。
- デビットカードで取引をすることによって、取引履歴が残る。
台湾の銀行口座の開設について
台湾で銀行口座開設する際に必要となるもの
ワーホリで来た人が台湾で銀行口座を開設する際に必要なものについては以下の通りです。
- パスポート
- 住所と電話番号、メールアドレス(住所は勤める企業のものでよい、電話番号はプリペイドSIMのものでも可)
- 中華民國統一證號基資表(ワーホリにおける居留証、あるいは身分証にあたるもの)
- 印鑑(名字のみ可、シャチハタ可)
- 日本のマイナンバー番号(原本不要)
- 1000NTD(口座開設の際に預金する)
中華民國統一證號基資表とは
2015年10月以降より、日本では「公平・公正な社会の実現」「行政の効率化」「国民の利便性の向上」の主に3つの目的達成のためのマイナンバー制度が実施され、個人番号となるマイナンバーが通知されています。
台湾では、日本と同様のマイナンバー制度があり、身分証カードや健康保険証、免許証などに統一編號(統編:個人識別番号)が記載されています。外国人は外国人用のマイナンバーである統一證號(ID No.)となりますが、これは自分で移民局へ行って申請し、居留証か中華民國統一證號基資表として発給してもらう必要があります。
ワーホリの人が口座を作る際に必要となる統一證號が記載されたA4サイズの一枚の紙を「中華民國統一證號基資表」(以下、基資表)といいます。申請費用は無料です。
2020年1月現在、銀行口座を開設するにあたっては、この基資表が必要となります。また、ワーホリ期間中はこの基資表が身分証明書代わりとなるため、大事に保管しておきましょう。
移民局は台湾に複数あるので、お近くの移民局に足を運ぶとよろしいでしょう。
まとめ
現金での取引はまだまだ盛んなものの、多くの現金を持ち歩くわけにもいきません。そのため、台湾へ着いたらすぐに銀行口座を作れるように準備しておくべきでしょう。
銀行口座開設が迅速に対応できれば、給料の受取りやキャッシュレス決済の時も、困惑せずに対応できます。
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