台湾で車を運転する場合は、「国際免許証」は、使えません。
では、どのような免許証が必要なのでしょうか。
台湾に入国後、一年間だけなら、日本の運転免許証と免許証の中国語翻訳文の二つで運転できます。
中国語翻訳文は、日本国内では、JAF、台湾では、交流協会で取得できます。
(ちなみに手数料は交流協会のほうが安いです。窓口で申し込んでから受け取るまで1時間ほどかかります。)
レンタカーを借りるときも、免許証と中国語翻訳文、それに、パスポートと居留証で借りられます。
台湾に一年以上滞在する場合や、台湾の運転免許証を取得したい場合はどうしたらいいのでしょうか。
日本の運転免許証は、台湾の運転免許証に切り替えることができます。
多少の条件はありますが、筆記試験なし、実技試験なしで切り替えできます。
準備する物
1)申請書 「普通汽車駕駛執照登記書」
監理所の受付にありますが、ネットでダウンロードすることも可能です。
外國駕照換領本國駕照
車とバイクは、別の申請書になります。
2)居留証
3)日本の運転免許証 (表と裏のコピーをとっておくこと)
4)日本の運転免許証の中国語翻訳文 (コピーをとっておくこと)
5) パスポート (顔写真のページと、一番最近台湾に入国した時のスタンプのページのコピー)
6)顔写真 交流協会の情報だと3枚ですが、上記の監理所サイトの情報だと2枚になっています。
白黒又はカラーのもので、大きさが「1吋」(幅が約2.5センチ、高さが約3.0センチ)
7) 切り替え費用 200元、身体検査料 200元
台湾の運転免許に切り替えができる条件
1)運転免許の切り替えができるのは、台湾に、入国翌日から1年以内です。パスポートの入国スタンプで確認されます。
e-gateで入国された方は、移民署で、e-gateの履歴を取って来て下さい。
台北の移民署でしたらB1に、行きましょう。
2)居留証の有効期限が1年以上必要です。
申請先
1) 臺北市區監理所
台北の中心部近くて、便利です。
身体測定の設備がありませんので、監理所の近くにある博仁綜合醫院體驗部 まで行きます。
検査では、英語も通じます。
博仁綜合醫院體驗部 台北市松山區光復北路68號7樓
2) 臺北市區監理所士林監理站
MRTの駅から少し離れています。士林の駅からタクシーなら迷いません。
身体測定の設備が監理站内にあります。
監理所の詳しい場所や公共交通機関を確認できます。
台北市の服務地點
申請手順
申請用紙に記入して、身体測定を受けたら、監理所のインフォメーション(受付)に行きます。
受付で申請場所を教えてもらいます。申請場所では、係の方やボランティアさんの指示に従いましょう。
混んでいなければ、20分くらいで、できあがります。受け取った免許証は、必ず内容を確認して下さい。
名前や住所の他に、バイクの排気量も間違っている場合があります。
この申請は、本人の他に代理人も申請できます。
私が、臺北市區監理所で、免許証を切り替えたのが1年以上前です。最近、免許証の住所変更を行ったのですが、
手続きのシステムが大幅に変わっており、驚きました。必ず、インフォメーション(受付)で確認して下さい。
参考URL
交流協会にも、詳しく説明してあります。ぜひ参考にして下さい。