「キャッサバプロジェクト」【黒川治郎氏@カンボジア】

キャッサバという農作物をご存知ですか?
サツマイモのような芋で、東南アジアやアフリカなどの熱帯地域で生産されています。
キャッサバは、チップ(芋を小さく砕いて乾燥させたもの)やでん粉に加工され、食用、工業用、家畜飼料、バイオエタノールの原料として消費されています。
カンボジア国内で加工されたキャッサバはその約80%がベトナムやタイの業者を介して国外へ輸出され、残りは国内で消費されています。

近年、家畜飼料となるキャッサバチップの需要が高まっています。
中国をはじめとしたアジア諸国の人口増加と経済成長に伴い豚肉の消費量が急増しているからです。
現在中国は、年間800万トンを超えるキャッサバチップを必要としており(うち650万トンをタイから、残りをベトナムから輸入している)カンボジアからも年間100万トンのチップを輸入したいとしています。
カンボジア国内におけるキャッサバの生産高は大きく増加しています。
過去10年で生産高は147,763トンから3,497,306トンと24倍にも増えています。

僕たちHUGSは、カンボジア国内でキャッサバを生産しています。
2011年に100haの農場からスタートしたキャッサバプロジェクトは、多くの日本企業様の賛同をいただき、投資をしていただくことで、現在1,000ha規模にまで拡大しました。
今月より第2期の植付けがスタートします。非常に楽しみです!
HUGSではキャッサバを皮切りに今後様々な農作物をカンボジアで生産していきます。

将来的に避けられない問題である食糧不足、食糧価格の高騰に危機を抱いた国々が、食糧生産拠点を確保しようと海外に進出しています。
世界のスピードに比べると日本は出遅れています。
食糧自給率が低く、その大半(約70%)を他国からの輸入に頼っている日本は、 日本国内の農業事業を促進すると同時に、海外へも目を向けるべきだと僕たちは考えます。

カンボジアはもともと水資源に恵まれた豊かな農業国です。
戦争のために、地雷が埋められ、インフラが破壊され、知識層や技術者が虐殺され、アジアの最貧国となりました。
しかし海外からの支援で復興を遂げつつあるカンボジアには今、多くのビジネスチャンスが眠っています。
僕たちはより効率的で生産性の高い農業を導入することで、カンボジアの土地も人も豊かにしたいと考えています。
カンボジアにノウハウと雇用をもたらし貧困層の自立を促す善良なプロジェクトを目指しています。

僕たちはGSP(Giving Support Program)という理念に基づいて活動をしています。
現地の人々と共に事業を推進する事により、貧困層の生活レベルを向上させ、その事業収益により慈善事業を支援し、且つ投資家に対しても利益を還元します。
HUGSは、GSPに賛同していただける投資家の皆様と一緒に、農業事業を展開していきます。
毎月数十社の企業様がカンボジアへ視察で来られるのですが、皆様カンボジア進出に高い関心と意欲を持たれます。
経済成長中の国はパワーがあります。
さらに世界遺産アンコールワット、豊かな自然、人々の温厚さ、子供達の明るい笑顔もこの国の魅力です。
今カンボジアは乾季の終盤を迎え、最も気温が高い時期です。
太陽が照りつける「暑くて熱い国カンボジア」に是非お越しください。

著者紹介

黒川治郎氏
HUGS Cambodia Co.,Ltd. Chief Directer 兼 株式会社プラゼール代表取締役

黒川治郎氏

1979年イラク・バグダッドで生まれる。
1年半後、イランイラク戦争の開戦に伴って日本に帰国。
生まれながらに希少な体験をする(覚えてませんが・・)。
その後大学まで埼玉&東京で育ち、2001年よりベンチャー・リンクに勤める。
複数の 転職を経て、2006年9月に株式会社プラゼールを設立。
焼肉屋やゴルフスクール等の直営店を経営しながらフランチャイズ展開の支援を行う。
そして2010年、カンボジアでの事業をスタート。
さらに2011年2月より妻・娘(2歳)と共にカンボジアへ 完全移住し、HUGS Co.,Ltd.を設立。数百ヘクタールの大規模農業を中心に、 養豚・養殖・精米所の運営など様々な事業展開を行う一方で、孤児院や学校の 支援も行う。

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