こんにちは、藤縄です。
ワーホリ生活も9ヶ月目、まだまだ暑さが衰える気配もありません。
今年のワーホリはというと、ビザの申請で長く時間をとられたり、隔離する部屋が政府指定のものでないと絶対にダメと突然告知が出たりするなど、結構トラブルが目に見える状態です。
それでも、その障害を乗り越えて、ワーホリビザを取得して台湾へ訪台してくれる人がいます。
私もそんな人たちから勇気をもらって、日々生活しています。
そこで今回は今まで過ごしてきて台湾ワーホリを迎える上でした方がいいと思ったことを書いていきたいと思います。
台湾ワーホリでするべき下準備
台湾生活を通じて、私が台湾ワーホリを迎える上で考慮すべきだと思ったことは概ね以下のことになります。
- 目的をきちんと決めて渡航する
- 海外キャッシングが使えるクレジットカードを作る
- 仕事はあらかじめ決めておく
- 持っていく日用品は最低限にしておく
- (コロナ隔離時限定)隔離中もできることを探しておく
- 文化や生活様式について必要最低限の予備知識を備えておく
目的をきちんと決めて渡航する
まず第一に、目的をきちんと決めてから台湾へ渡航することです。
ワーホリでは、自分が主体となり自由に行動することが許されます。
そこで、今一度ワーホリビザってどんなことができるんだろうと考えてみましょう。
台湾に来た当初も言いましたが、ワーホリビザとは「文化交流や言語学習を行うことを目的として、現地における活動費と滞在費を補うための仕事(アルバイト)が許可される停留ビザ(Visitor VISA)」です。
仕事目的としてくるのは好ましくはないですが、仕事メインにして週末に遊んだりする生活も当然OKというわけです。
ワーホリの場合、語学習得を目的とした就学が3ヶ月以内まで許されているという情報もあったりしますが、これ以上の期間勉強に費やしている人もおり、明確にその基準があるというわけではないように思います。
数ヶ月ホテルに住んで、また数ヶ月別のホテルに住んで、色々な場所を転々とすることもできます。
つまり、ワーホリビザはワーホリ生の目的を柔軟に遂行できる自由度の高いビザであると言えるでしょう。
以上から、目的意識が薄いと、台湾の文化に慣れてくる頃、目的を失ってしまいただ平凡に生活するだけでのワーホリ生活になってしまいます。
ワーホリ終了から一旦帰国後、こういったこともいい経験として自分を見つめ直すいい機会になるとは思いますが、やはりワーホリをする上で、留学目的で来るのか、観光を主とした国際交流で来るのかということを意識した方が生活にメリハリがつくでしょう。
金銭的に許す限り、何事もやってみるのが吉です。
海外キャッシングが使えるクレジットカードを作る(失敗談)
次に、海外で日本の口座からお金を引き出せるクレジットカードを用意するといいと思います。
これは失敗談なのですが、私はデビットカードだけ作って持っていけばなんとかなるだろうと思い、キャッシング機能付きのクレジットカードを作らず台湾に行きました。
ですが、デビットカードの場合、キャッシングをする際に、誤差というには無視できない2000〜3000円程度の多額の手数料が発生してしまいます。
これに気づいたのは、最初にキャッシングを利用した時でした。
しかし、海外キャッシングができるクレジットカードの場合、キャッシングの手数料は利子つきの分割払いになるらしいのですが、これをネットから一括払いすることで安く外貨を両替できるという情報がありました。
このことから、デビットカードも必要ですが、海外キャッシング対応のクレジットカードも一枚作ってから、台湾に来た方がいいと思いました。😭
仕事はあらかじめ決めておく
目的にもよりますが、ワーホリで台湾に来る上では、仕事は早めに決めておいた方がいいです。
会社に籍を置くことで、会社が保証人になってくれたり、宿探し、口座開設が円滑に進むでしょう。
また、最初に会社に入っておくことで、それ以外のこともやりたいな、次の仕事は何をしようかなと言うことも後になって考えることができるので、後々選択の幅が広がります。
台湾に来てから試行錯誤して探すのも悪くはないと思いますが、先に仕事を決めておくと安心感が違います。
先に仕事をするか、学校に通うかは個人の選択に強く因るものとなりますが、台湾渡航前、あるいは現地の語学学校で勉強している間にも、探せるものは探しておいた方がいいと思います。
台湾での仕事の探し方についてはこちらから
持っていく日用品は最低限にしておく
台湾では日本で買える日用品が大方揃います。
日本で荷物を取捨選択してスーツケースを嵩張らせるよりも、現地調達の方が早いです。
日用品分のスーツケースの中身を減らすことができれば、その他日本でしか購入できない、日本じゃないと値段が高くついてしまうもの等多く入れられるようになります。
持っていくものは基本的に、必用品(衣類等)、タオル数枚、常備薬、筆記用具その他自由くらいでいいと思います。
シャンプーやリンス、綿棒、歯磨き粉等の嵩張るもの、重たいものは台湾でも日本と同水準のものが買えます。
(コロナ隔離時限定)隔離中もできることを探しておく
私は在宅検疫を経験してないので、一概には言えませんが、コロナ中の国際移動は目的地で14日間の在宅検疫を受けることが必要になるため、何かしらパソコン一つでできることを探しておいた方が楽でしょう。
動画を見たり、文を書いたり、他人と通話したり色々やれることがあると思いますので、渡航前に何か検討はするべきです。
文化や生活様式について必要最低限の予備知識を備えておく(失敗談)
台湾に来る上で必ずやっておいた方がいいのが、台湾の文化や生活様式について、必要最低限の予備知識を備えておくことです。
文化や生活様式というと、非常に抽象的になってしまいますが、具体的に言えば、物価や礼節、生活形態はどのようなことなのかというのを最低限勉強しておくといいでしょう。
これは失敗談です。
私が初めて台湾で借りた賃貸の洗濯機の水圧が異常に低かったことがあったのですが、私は当初これが仕様だと思っており、普通に過ごしていた所、同僚の台湾人から「それは異常だ」と言われました。
そこから、大家に相談した所、見事に「お前の問題だ」と転嫁されたので、ああこれはいけないなと思い、5月前にその部屋から脱出しました。
その他にも、揉め事はあったのですが、今となっては出てよかったと思います。
台湾で住居を探す際、部屋の紹介ページにインフラ周り、騒音周りが異常であっても、何事もなく正常だと書かれていたりするので、インフラ周りも見学する上でチェックするべきだと思います。
以上から、
- 隣人がうるさくないかの確認
- 水回りの確認
- 電子機器の確認
- 部屋の見学や契約時の音声の録音
これらのことを最低限やっておいた方がいいと思いました。
最初に私が部屋探しでやったことについてはこちらから(戒めとして)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この度は、私がワーホリ生活を通じて、やっておいた方がよかったなぁと感じたことを書いていきました。
以上で述べたことは、自分だけに起こった例外でもなく、誰にでも起こり得ることだと思います。
ワーホリビザは一生に一度しか取れない貴重なビザです。
観光ビザでも90日は滞在できますが、働きながら台湾に滞在するというのは、就労ビザとワーホリビザ、そしてて、居留権を持った人にしかできないことで、通常できることではありません。
ワーホリ中に何ができるのか、ワーホリを終えてからどのように台湾と接することができるのか、そうしたことをワーホリ中の経験から導き出すことが今後肝要になると思います。
自分の失敗談や体験談を読んで、ワーホリに備えられる人が一人でも多くいてくれれば幸いです。
それでは。
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