台湾探索記　第二弾「台湾名物『パイナップルケーキ』を食べ比べ！おすすめだと思うベスト3を決める」

総評

総評に入ります。

パイナップルケーキはどれも美味しかったですが、私なりにおすすめランキングの順位をつけてみました。

やはり何が美味しいかに個人の好みに大きくされると思うので、数字やアルファベット等のランク付けはしておりません。

6．奇華

1938年、香港で創業した「奇華餅家」のパイナップルケーキ。

中国やアメリカに支店を持ち、台湾にも支店がある。

中山区の新光三越の地下二階に販売スペースあり、一個単位の購入が可能。

他のものと一線を画す厚い生地と土鳳梨の餡で構成されたビッグサイズのパイナップルケーキは、サクサクの生地の甘みと、ゴロゴロしたパイナップルの食感と酸味を一度に感じることができる一品で、食べ応えは十分。（一個300kcalのカロリーモンスター😅）

【総評】
価格：60元
甘み：４　酸味：４　食べ応え：５　食感：固め

これ一個でだいぶお腹にたまります。

5．台北犁記

1894年創業の老舗菓子店「台北犁記」のパイナップルケーキ。

台湾だけでなく上海にも支店がある。

本店で一個単位の購入が可能。

柔らかく甘いパイナップル餡が、外側サクサク中しっとりの生地と合い、お茶請けにいい。

【総評】
価格：25元
甘み：5　酸味：１　食べ応え：３　食感：柔らかめ

「鳳梨酥」と「土鳳梨酥」の2種類のパイナップルケーキが同店に売られているので、食べ比べて比較することが可能です。

4．李裝餅家

基隆で創業され、それから100年以上の歴史を持つパイナップルケーキ。

その古くから続く伝統の味は台湾現地の人にも愛され、遠方（カナダ）の台湾人へのお土産として買ってきてと頼まれるほど。（弊社日本人スタッフ談）

もちろん、観光客からも愛されています。

一個18元（約65円）とリーズナブルでパイナップルケーキビギナーにおすすめの品。

台北では中山区林森北路で購入可能。

しっとりとした生地に、程よい甘さのパイナップル餡が入っている優しい味が特徴。

【総評】
価格：18元
甘み：4　酸味：２　食べ応え：２　食感：柔らかめ

味とコストの面から考えて、ばら撒き用のお土産に最適だと思います。

3．大倉久和大飯店　The Nine 烘焙坊

大倉久和大飯店（オークラプレステージ）1階にあるパン屋さんの「The Nine 烘焙坊」にて売られているパイナップルケーキ。

台湾人に知名度はあまりない。

一つ一つのパイナップルケーキにそれぞれ異なる個別包装がされており、箱を開けると鮮やかな色彩になっているのが特徴で、日本の和菓子のような繊細さを感じずにはいられない。

台湾人スタッフにパッケージを見せたところ、その美しさに驚愕し「これは1000元で売られててもおかしくない」とのこと。

とりわけ固くも柔らかくもないやさしい味の生地、また、パイナップル餡はとても甘く、食べることに負担を感じさせない繊細な一品。

【総評】
価格：500元（12個入り）
甘み：４.５　酸味：３　食べ応え：４　食感：普通

なんといってもパッケージの包装がきれいなので、お土産として喜ばれること間違いなし。20個入り800元の箱もあります。
パイナップルケーキの味も格別。

2．佳德鳳梨酥

台北に1975年創業の「佳德鳳梨酥」のパイナップルケーキ。

特に台湾の人からの人気が絶大で、一番美味しいパイナップルケーキは？と質問すれば、まず当商品が最初に挙がるほど。

なんでも、2006年から始まった台北市パイナップルコンテストで初代1位を獲得したとか。

本店で一個単位で購入可能。

【総評】
価格：30元
甘み：５　酸味：２.５　食べ応え：５　食感：普通

甘いタイプのパイナップルケーキの中で一番おいしいと思う。
値段も30元と安く、ばら撒き用のお土産にもできます。台湾で一番人気のあるパイナップルケーキと言えば、受け取る人に喜ばれること必至でしょう。

1．微熱山丘

言わずもがな日本で一番有名であろうパイナップルケーキ、微熱山丘（サニーヒルズ）。

本店は台湾中部の南投県にあり、台北に３箇所の支店、日本やシンガポール、中国にも支店がある。

台北では台北民生公園店 のみで試食が可能で、台北101店と新光三越店では物販スペースがあるのみで試食は取り扱っていない。

クッキーを思わせる程甘くずっしりとしたサクサク生地に、しっかりとした酸味の感じられる繊維質のあるパイナップル餡が包まれているのが特徴。

【総評】
価格：420元（10個入り）
甘み：３　酸味：５　食べ応え：５　食感：固め

個人的にこれが一番好きです。
パイナップルの素材の味を満遍なく活かしている土鳳梨酥で、甘くサクサクの生地に、パイナップルの酸味がアクセントになっていてとても美味しい。
日本にも支店がありますが、噂によれば日本の同商品の台湾のものと味が異なるらしいですね。機会があったら、そちらの方も食べてみたいです。

おまけ．微熱山丘のリンゴケーキ（蘋果酥）

2019年11月に新発売された微熱山丘のリンゴケーキ。

本品は、青森産リンゴを使ったジャムをパイナップルケーキ同様のクッキーを思わせる程の甘いサクサク生地に包み込んだものとなります。

また、ケーキ上面にレモンのアイシングが施されており、程よい甘みがあります。

【総評】
甘み：３　酸味：4　食べ応え：５　食感：固め

香りが上品で、パッケージもいいのでお土産にいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

ここでは、Twitterフォロワー2500人達成を記念して、日本人にとって有名なパイナップルケーキ、台湾人が知るパイナップルケーキ双方を食べ比べて、個人的なベスト3をつける企画を実施いたしました。

最初にも言いました通り、どこのパイナップルケーキがおいしいかは個人の好みに大きく左右されます。

今回、6つのパイナップルケーキを購入し食べ比べ比較しましたが、台湾にはもっと数多くのパイナップルケーキの名店があります。

侯桐猫村には猫の形のしたパイナップルケーキが売られていたり、今回、予約が必要で用意できなかった糖村ではチーズが入ったパイナップルケーキがあったりと、そのバリエーションはお店の数ほどあり、台湾に来れば新しい発見をすることができます。

この記事を読んで、台湾のパイナップルケーキを食べてみたい、他のパイナップルケーキも探してみたいと思っていただければ幸いです。

今回比較した商品も台北市中山区で手に入るものがほとんどなので、何を買おうか迷った時にも是非参考にしてみてください。

（追記）

開けたパイナップルケーキないしリンゴケーキはその場で全部、計7個食べました。

一つ200kcalと換算すると、1時間も経たず1400kcal以上食べた計算になります。

企画直後は頭に血が上っているのを感じ取ることができ、また、弊社スタッフにも顔が真っ赤になっていると言われました。

私はまず7個を半分に切って食べ、美味しく平等に評価することができましたが、全部食べ切ったあとはちょっとフラフラになりました。

そういう訳で、私基準で、その場パイナップルケーキ7個までが美味しく食べられますよという知見が得られました。

参考までにどうぞ……😅

台湾ビジネスサポートや、台湾移住＆ワーホリ情報に関するお問い合わせやご質問につきましては、LinkBiz台湾総合サイトのお問い合わせフォームからお願いいたします。

お問い合わせ