コロナ: シンガポール 規制緩和へ

入国制限緩和 屋外でのマスク着用義務撤廃

シンガポールでは、オミクロン株の影響が徐々に落ち着いてきており、シンガポールの総理大臣は、会食の人数制限の緩和、屋外でのマスク着用義務の撤廃や入国制限を緩和すると述べました。

2020年の感染拡大以降、総理は演説やコロナウイルスの対策についてなどテレビで行ってきました。今回の演説では、国内のワクチン接種率が高いことや、変異種の状況が落ち着いてきたこと、国民の免疫が高まってきたことを考慮し、「COVID-19との共存に向けた断固たる措置」を準備していると述べた。

3月29日から防疫措置を緩和しており、会食の人数制限を5人から10人までに引き上げました。オフィスワークを75%に引き上げ、大型イベントの人数制限も緩和しました。また、屋外でのマスク着用義務が撤廃されましたが、屋内のマスク着用は義務づけられており、マスクを着用しない場合は、一定のソーシャルディスタンスを取らないといけません。また入国制限に関しても、検査や隔離の規定を緩和すると述べました。

またテレビでの演説の後、詳細が発表され、昨年9月から施行していた「疫苗接種者旅遊通道」(VTL),から「疫苗接種者旅遊架構」(Vaccinated Travel Framework)に移行すると述べました。

現行の「疫苗接種者旅遊通道」(VTL)では、隔離は不必要ですが、入国後の検査が必要です。しかし「疫苗接種者旅遊架構」(Vaccinated Travel Framework)では、「一般旅遊」(General Travel)と「限制旅遊」の2種類に分割されます。

「一般旅遊」(General Travel)で入国する場合、ワクチンを接種していれば隔離なしで入国できます。現在シンガポールを「限制旅遊」にしている国はありません。この枠組みにより、ワクチン接種者は事前の入国許可申請や指定された飛行機や船での渡航が不要になります。また、入国時に検疫を受ける必要もなく、到着後の検査も不要です。しかし出発2日前の陰性証明は必要です。

国内での防疫措置についても、、店内飲食の人数制限も最大5人から10人につき1テーブルまでと緩和し、各家庭の来客数を10人までと緩和することを発表しました。

また、29日から施行される新たな措置には飲食店を含む全ての場所でライブが再開できるようになります。22:30以降のアルコール販売も解禁されます。

防疫措置緩和により感染者数が増加し、新たな変異種が出てくる恐れがありますが、感染者数が引き続き安定すれば、また新たに防疫措置を緩和すると述べています。必要であればまた防疫措置の調整を行い、定期的な自己検査の習慣を維持するようにか国民に呼びかけています。

統計によると過去28日間での新規感染者は39万7606人で、99.7%が軽症及び無症状でした。22日までに人口の92%がワクチンの2回目の接種を終えており、71%が3回目の接種を終えています。
以上を自由時報自由時報から一部を翻訳しました

 

 

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