コロナ: タイ 最速で6月に観光可能へ

4月のソンクラーン祭り時に感染者数の安定が条件

 

タイ政府は、タイの観光経済の回復のため水の祭典と呼ばれるタイの新年のお祭り「ソンクラーン」前後にコロナウイルスの感染者数が急増しなければ、6月から全ての入国制限を解除する見込みです。

タイへの外国人観光客を呼び込むため、昨年11月に導入されたTest and Goはコロナウイルスの感染が落ち着いたため緩和されました。また、今年4月1日から飛行機搭乗前のPCR検査結果証明書の提示が不要になりました。そのかわり到着後にPCR検査を受け、ホテルで一泊し、入国5日目にATK検査をすることが義務付けられました。

旅行者はタイ入国前にワクチンの接種証明書、ホテルの予約証明書、2万ドルの保険加入証明書を用意し、ネットでThailand Passを申請する必要があります。

タイでは5月に入国制限緩和を予定しており、入国時にPCR検査の代わりにATK検査に変わります。それに伴いシンガポール、マレーシア、ベトナムからの観光入国が見込まれています。

現地メディアによると、觀光暨體育部長がタイの新年のお祭り「ソンクラーン」前後に感染者が増加しなければ、6月にTest and GoとThailand Passは廃止され、外国人観光客はコロナ禍前のような制限はなくなると述べています。2019年の観光客数は約4000万人で、今年は1000万人の観光客を見込んでいましたが、オミクロン株の影響やウクライナでの状況もあり、700万人に下方修正しました。

新年のお祭り「ソンクラーン」は過去2年間はコロナの影響で行われていません。2020年は、政府が首都全域でのイベントと移動を一切禁止したため、半世紀ぶりに開催することができませんでした。2021年になると感染は落ち着いてきましたが、政府は出来る限りの移動は避けるようにと勧告し、寺院での参拝は許可しましたが以前のような水かけ行事は禁止しました。

2年間水かけ行事は行われていませんが、今年の4月13日から15日までの間タイ政府は以前の同じ形で行うことと里帰りや国内旅行もを許可しました。

タイ政府は伝統的な宗教儀式のために寺院に行ったり、会食を行うことを許可しましたが、長時間の食事や公共での水かけ・泡かけを行うことを禁止しており、イベントに参加する前に陰性証明を提出しなければなりません。

タイでは毎日2万5000人ほどの感染者が出ています、防疫規則を守ればソンクラーン前には感染者数が2万人ほどになるとタイ政府は見込んでいます。首相は既に感染爆発時の対策をとるように要請しており、最悪の場合感染者が10万人を超える可能性があります。

以上を自由時報自由時報から一部を翻訳しました

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