台湾実務③:「人材採用」

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坂端
LinkBiz台湾の坂端と申します。 

台湾にすでに進出された企業様にとって次に頭を悩ませるのが
税務(記帳)業務、人材採用、労務業務、出納業務
ではないでしょうか?

前回記帳業務についてお話しましたので、

今回は人材採用について台湾事情をお話したいと思います。

 

関連記事はこちら
台湾実務①:「平日の残業代の計算方法」
台湾実務②:「税務・労務」

 

人材採用について

 

台湾のオーソドックスな人材採用方法は

  1. 知人に紹介してもらう。
  2. 人材紹介業者に依頼する。
  3. 人力銀行を利用する

ではないでしょうか?

それぞれメリットデメリットがあります。

実は戦略的に使い分けることができます。

 

知人に紹介してもらう

①はもっとも低コストで人を探すことができますが、
微妙な人を紹介された場合に困ります。断りずらいなど。
スタッフとして採用した後も扱いにこまったりすることがあるので、
十分に注意する必要があります。

知人の紹介とはいえ、しっかりと雇用契約を締結し、
特別扱いはしないなど、採用条件を事前に伝えておく必要があります。

 

人材紹介会社に依頼する

②はコストが高いことがネックですが、質のよい人材が集まります。
人材紹介業者で人材を探すこつは、細かすぎるくらい要望をしっかり伝えることです。
そうすることでより絞った人を紹介してもらえることができます。
人材紹介会社経由の場合は、採用したら成功報酬が発生しますので、
お試しで採用するといったことや、2-3人採用して、その後1人に絞るという
戦略は取りにくいです。

ですので、「この条件にあてはなる人材なら間違いない」といっていいくらい狭い狭いストライクゾーンを伝え、
さらに、こちらの採用条件も詳細に明確に伝えておき、それに納得してももらえる人を前提に
面接に呼んでもらうというのが理想の形です。

人材銀行を利用する

③人材銀行は低いコストで、大量の人材情報を閲覧することができるというのがメリットです。
ですのでこの場合は大量に人材に声をかけ、トライアルで採用してダメな人は切っていくという
戦略が向いています。

3人採用して1人いい人が残るといったくらい戦略で人材を集めるときに
向いています。

ただ、人力銀行内で、募集要項が多くの求職者の目に留まるように工夫をこらしたり、大量に声をかけを行ったり
毎日、何人もを面接するのは、非常に工数がかかります。それがデメリットといえます。
時間はかけるが採用費用は下げるという方針に向いています。

 

②と③のメリットを融合した方法もありますので、
もし人材採用について興味がある方は是非お問い合わせください。

 

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