「你好」(ニーハオ)よりも「大くくへ後」(ダーゲーホウ)
台湾に移り住み7年になります。
以後台北情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
記念すべき第一回目はも個人的にふれることが多くなった台湾語についてです。
台湾の公用語は中国語(北京語)ですが、実は7割以上の人が台湾語を話します。
台湾語は日本統治時代や、国民党時代には使用を厳しく取り締まれられていたものの、台湾の人々には深く根付いている言語であり、現代でも家庭内の日常会話はには、よく使われています。
台湾に住むビジネスマンにとっては、北京語の習得でも容易ではないのに、台湾語など・・、とあきらめている方も多いと思います。
さらには、台湾人にとっても、台湾語は日常的に慣れ親しんで習得するものであり、人に上手く教えることができないという一面や漢字表記ができない音声のみの単語が多いという一面があり、台湾語の習得は困難を極めます。
こういった背景があり、台湾語は、日本人にとっておよそ習得不可能な言語になっているのが実情です。
その結果、日系の会社では、日本人上司が台湾語が聞き取れないのをいいことに上司のいるオフィスでも台湾語で私用電話中という情景が、日系の会社では少なからず見られます。
また、食材を仕入れに市場などに行ったり、ローカルな工場に立ち寄ると完全にそこは台湾語の社会です。
もし、北京語を話すようであれば、価格をふっかけられても文句は言えません。
地元業者との価格交渉は、台湾語を話せる話せないでは、進展スピードが大きく違います。
逆にいえば、外国人が台湾語を話すと、たとえ片言であっても、一気に台湾人との距離が近づき、信頼関係を築けます。
ダーゲーホウ (みなさんこんにちは)
ダイワン ションザン (台湾最高)…などなど
簡単ですぐにでも使える台湾語はたくさんあります。
覚えて使えば、様々な場面で、台湾人との距離感が縮まります。
ちなみに私の場合は、私生活の値段交渉は家内に、業者との交渉は料理長に一任です。