2016年 第9回、廣枝音右衛門氏慰霊祭レポート

2016年9月24日土曜日に、廣枝音右衛門氏慰霊祭が行われました。
【若者が多数参加】
その前の週末に、台風が来て、天気が危ぶまれましたが、当日は、快晴で気温は暑いくらいでした。今回は、36名の方が参加されました。参加者は、昨年より若い方が多く
大変楽しいツアーになりました。毎年参加される方も多く、お互いに近況報告などで、話がはずんでいました。
今年は、日本の大学のゼミのグループが参加されていました。廣枝音右衛門を研究テーマにしているそうで、調査の一環で参加されました。
行きのバス内では、例年どおり、自己紹介が行われ、参加者がお互いに親交を深めることができました。
弊社代表渡邊から、この慰霊祭を一人で続けてきた劉維添氏ことや、慰霊祭を劉維添氏 から引き継いだ理由の説明があり、慰霊祭の大切さを感じました。

廣枝音右衛門氏自宅跡

参加者のお一人、喜早天海様からは、昨年に続き、自費出版の小冊子「日台架け橋Ⅱ」をご寄贈下さいました。喜早天海様どうもありがとうございました。

スケジュールは昨年と同じだと思っていたのですが、台鐵竹南駅近くの、廣枝音右衛門氏が暮らした家の場所に、停車しました。もちろんそのころの建物は残っていませんが、廣枝音右衛門氏がご家族とくらした場所だと思うと感慨深いものがありますね。寄り道したことで、予定よりも少し遅れて獅頭山勧化堂に到着しました。劉維添氏の娘婿である王さんが迎えて下さいました。

【慰霊祭と訓話】

3人の道士

慰霊祭は、参加者が線香と祈りを捧げた後に、3人の道士様による読経と続きました。読経の後には、獅頭山勧化堂 董事長黄錦源氏より、訓話を拝聴しました。黄錦源氏は、獅頭山の謂れや、台湾仏教界での獅頭山勧化堂の重要性を話されました。台湾の高僧が、自分の死後はここで荼毘に付されたいと言ったことをお話し下さいました。この訓話は、参加者の張文芳さんが、日本語に翻訳して私たちに伝えて下さいました。その内容の深さもさることながら、張文芳さんはお話しがとても上手で、黄錦源氏のお話が、いっそう、心に残りました。張文芳さんには、心からお礼を申し上げます。


【南庄郷散策】
昼食後は、南庄郷の散策です。劉維添氏の奥様のご実家で、記念撮影を行ったあとは、自由行動です。

うどん

人気の抹茶かき氷を食べたり、仙草茶を飲んだり、皆さんおのおの南庄郷を楽しまれました。私は、お土産に、平たい麺を買いました。この麺は客家の食材です。作り方も書いてあり、かけうどんや、焼うどんにして食べる予定です。

帰りのバスに乗る直前に、昨年に引き続き、劉維添氏の奥様にお会いできました。昨年より、お元気になられていて、私たちと笑顔でお話ししてくださって嬉しかったです。

【帰路のバス内で】
帰路のバスでは、慰霊祭に参加した感想を話し合いました。大学生の皆さんの調査も充実していたようで、少しお疲れのようでした。
台北到着後は、希望者による反省会と称する宴会で盛り上がったそうです。
私は、廣枝音右衛門氏や劉維添氏のことを、たくさんの人に知ってほしいし、忘れないでほしいと思っています。来年も、参加者の皆様とお会いしましょう。

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