春節の禁忌(タブー)【市島宗氏@台湾】

台湾は今週末から旧正月を迎える。

日本の皆さん、台湾の皆さん、「新年快楽!」(明けましておめでとうございます)

今年は2/10(日曜日)が元旦となるために通常4~5日の正月休みのところ、金曜日を休みにしてまるまる1週間の長期休暇を採用している企業も多いようです。
台湾にビジネスパートナーを持つ日本企業からすれば少々焦れったいかも知れませんが、これでようやく両国のホリデー期間も終了し、ビジネスもフルスロットルで走り出せるわけですね。

旧正月期間中に帰国せず台湾で過ごされる邦人の中には、配偶者の親戚や台湾の友人宅に招かれる方も多いのではないでしょうか?かく言う私もこのグループに属するのですが、時には「台湾式乾杯」で高らかに美酒を交わすのも楽しいもの。なにしろ一年で最も重要視されるお祝いなのですから会食も盛り上がること請け合いなわけです。

ところで、又の名を「春節」と呼ばれるこの時期に、実は禁忌(タブー)が存在していることをご存知でしょうか?仲間や家族と楽しい時を過ごし、円満な台湾ライフを過ごすためにさっそく予習しておきましょう。

【禁忌1】『春節期間中は床を掃いてはいけない。』
春節の期間中は、少々埃が気になっても箒を持ち出すのは厳禁。床を掃くのは、その家の幸せや財産を外に出してしまうことに繫がるそうです。
なので、大晦日までに大掃除を済ませるのが一般的。これは日本と同じですが、万一訪問先で後片付けを手伝うことになっても、家主に確認してお手伝いする方が無難ですね。

【禁忌2】『食器を割らないように注意する。』
台湾の人々にとって家族や親族は、我々が想像する以上に存在が大きいものです。「家族円満」という言葉がありますが、春節には遠くからも親族が集い大勢で食卓を囲みながら息災を確認し合うのですが、その席で丸いお皿やコップが割れることは「円満を欠く」という意味で不吉とされます。

万一食器などを割ってしまった場合は、「歳歳平安」(Sui4 Sui4 ping2 an1)と言って難を逃れましょう。これは、中国語で同じ(Sui4)の発音である「歳」と「砕」を入れ替えて縁起の良い言葉にするという正に「災い転じて福と成す」の上級テクニック。駄洒落ではないのです。

【禁忌3】『悪口や言い争いは厳禁。』
これは常識の範囲内とも言えますが、特に春節中は不吉な言葉全般がタブーとされています。例えば、人様に起こった不幸な話しなども避けましょう。
仕事やプライベートで心配事があるときも、春節期間中は努めて忘れて人前では笑みを絶やさず、笑い話を掛け合いながら上手に過ごして下さいね。

それでも無邪気な子供達が良くない言葉を口に出した場合は、「こら!」と注意する前に「童言無忌、童言無忌」(tong2 yan2 wu2 ji4)「子供の言葉に禁忌無し」と言ってフォローするのが「吉」。

このように春節の禁忌を簡単に紹介してみましたが、たくさんの人達と会する機会が多いだけに、交わす言葉がとても重要視されていることに気付きます。

では禁忌とは逆に、積極的に言葉にしたい「吉祥話」というものもあるので代表的なものを紹介してみます。中文読みの拼音と声調も併記しておきますので、友人や家族と過ごされる際に挨拶とセットで言葉を交わして運気をUPさせてみましょう。

吉祥話を「春聯」に書いて門やドアに貼っても縁起が良いですね。「春聯」は文具店で手軽に入手できます。

春聯

•「新年快樂」(xin1 nian2 kuai4 lao4)
あけましておめでとう

•「吉祥如意」(ji2 xiang2 ru2 yi4)
良いことが思いのままに訪れますように

•「恭喜發財」(gong1 xi3 fa1 cai2)
財を築きましたなぁ~おめでとう!

•「萬事如意」(wan4 shi4 ru2 yi4)
万事が思いのままに進みますように

•「招財進寶」(zhao1 cai2 jin4 bao3)
財も宝もやってきますように春節が開けても今月中は取引先や友人と「吉祥話」のやり取りを楽しめると思いますので、さっそく試してみては如何でしょう?

に、馴染みの茶農家 達とお茶を作りながら活動している。

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