シンガポールのヒンターランド(後背地)【岩田 弘志氏@シンガポール】

先日、フェリーに乗ってインドネシアの島、バタム島にある孤児院を訪れてきた。バタム島はシンガポールの経済発展に伴って開発が進んだ生産拠点の島で、インドネシア各地から職を求めてやってきた人たちで溢れるところである。日系企業の進出も多く、パナソニック・ヘルスケア社やシマノ社などが有名。シンガポール島とバタム島を結ぶフェリーの所要時間は40〜50分で、週末は日帰りゴルフ客でも賑わっている。

バタム島の東側に位置するのはビンタン島。ビンタン島の北の一区画はビンタン・リゾーツと名付けられた手軽なリゾートエリア。インドネシア領土とはいえ、その区画はシンガポール資本が主導して開発し、バンヤンツリーやクラブメッドなどいくつものリゾート宿泊施設が存在する。そのリゾート区画はビンタン島中心部とは隔てられ、一般のインドネシア人が入れないことになっている。

シンガポールの東西北にかぶさるように存在するのがマレー半島最南端のエリア、ジョホール。マレーシアのジョホール州とシンガポールはコーズウェイという土手とセカンドリンクと呼ばれる長い橋で結ばれている。ジョホール州の州都、ジョホールバールはシンガポールの経済発展を受け永らくマレーシア国内で最も物価が高く、最も治安の悪いエリアとして認識されている。また従来は未開発だったマレーシア側のセカンドリンクと繋がる地域では、近年「イスカンダル」と呼ばれる都市開発が行われている。ここはこれまでに述べてきた他の地域がシンガポールに影響されて自然に発展してきたのとは違い、正面からシンガポールの後背地として地の利を活用しようと新しく作られつつある人口都市である。国境をどう越えるか気になるところだが、現在あるシンガポール島内のMRT鉄道がずっと西に延伸され、イスカンダルにまで達するという計画があるという。

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