「明るい北朝鮮」。シンガポールってどんな国?【野瀬正一氏@シンガポール】

皆様こんにちは。シンガポール特派員の野瀬と申します。

私は幼少の頃東南アジアで育った経験からアジアで働くことを志し、 シンガポールに単身で飛び込んで参りました。

そして今ビジネスをしながら、この国の持つ勢い、若さ、そして賢さ に深く感心しております。
日本もかつてそうであったように、若く、 未来への希望に燃えている国は強いです。
そして国の取る政策が、優 秀な人材や企業を世界中から集めることに成功しています。
リスクよ りチャンスを、安定より勢いを好む人に、この国は向いています。
20 代・30代でも、第一線で活躍している人がたくさんいます。私も負け てはいられません。
大きなチャンスをつかむために攻めて攻めて、ア ジアに日本パワーを見せるつもりでいます。
同じように、未来志向で 世界に進出したい方を積極的に応援しています。
一緒に第一歩を踏み 出しませんか。

さて、シンガポールをたとえて、「明るい北朝鮮」とよく言われます。
「明るい北朝鮮」とは言い得て妙です。

あらゆるものが国家の管理下 でおこなわれています。
シンガポールを訪れた人々はこの地に降り立 ってすぐ、道路脇の街路樹が等間隔に並んでいることに気づきます。
またすべての国民および在住者は番号で管理されており、新聞やテレ ビなどのメディアも国の統制下にあります。

しかし、極度に管理されることを望む人はいません。
ではなぜシンガ ポールはここまで人を惹きつけるのでしょうか。

北朝鮮との決定的な違いは、資本主義が徹底されていることです。
こ の国でビジネスをする際は、資本主義の原理に基づき、フェアでクリ ーンな環境での挑戦が可能です。

フェアでクリーン、この一見当たり前とも言える条件が、他の国家で はまず実現されていないのです。
規制、賄賂、国家の既得権益といっ た、アジアでは特にありがちな不透明感が、シンガポールでは一切あ りません。
これから事業を始めようとする人は、自分の優秀なアイデ ィアやビジネスモデルを不透明な理由で邪魔されたくなどありません 。
シンガポールは多くの人に対し、フェアでクリーンなフィールドを 提供しているのです。
これは外国人であっても同様です。

翻って、他のアジアの国々はどうでしょう。
また日本はどうでしょう か。
なかなかそのようにはいきません。
特に熱帯地方で先進国といわ れる国は他にありませんから、なぜそこまで徹底できたかというのは 興味深いところです。

中国、インド、欧米、オセアニア…さまざまな国から来た人種が集ま る国で、その多様な価値観を束ねるために、合理的なルール作りが徹 底された経緯があります。
他国で不条理な経験をしたことがある人に とっては、シンガポールの管理社会は心地よく感じるでしょう。

淡路島程度の面積しかない小国でありながら、世界でも類を見ないほ ど発展したシンガポール。
その理由の1つは、強い政府による徹底し た環境作りなのです。

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