2019年廣枝音右衛門氏慰霊祭ツアーレポート

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2019年9月22日(日)に第44回廣枝音右衛門氏慰霊祭ツアーが行われました。今年は35名が参加しました。

一行は8時に台北駅をバスで出発し、台湾北西部の苗栗獅頭山勸化堂に向かいました。
バス車内では、主催者である弊社の渡邊崇之が、慰霊祭の開催の背景や廣枝氏の最後の生き残りの部下である劉維添氏との思い出を紹介しました。また例年同様、参加者の皆様にもマイクをお渡しし、自己紹介をしていただきました。いわゆる「リピーター」の方もたくさんお越しいただきました。

例年に比べ、道路の混雑もなく、予定よりもかなり早い10時には、勸化堂に到着しました。
そして慰霊祭まで、参加者の皆様には自由に周囲を散策いただき、10時40分頃より、導師様の読経が始まり、廣枝氏の位牌に手を合わせました。

慰霊祭が滞りなく終わった後、勸化堂の黄錦源董事長のお部屋にお招きいただき、講話を頂戴いたしました。

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講話を頂戴した後、参加者の皆様から黄董事長に対して様々な質問が投げかけられたり、名刺交換をしたりと終始和やかな雰囲気でした。

さらに、劉維添さんのご家族も例年のように同席され、生前の家族の目から見た劉氏の印象をお話いただきました。
また、今年は日頃の感謝を込めて、黄董事長と劉氏の女婿に当たる王銘文さんに対し、それぞれ日本人形が贈呈されました。

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交流が思いの外盛り上がり、昼食時間がやや遅れてしまいましたが、下山した一行は南庄の街に赴き、今年も客家料理をいただきました。
その後、南庄老街を散策後、15時15分にバスに乗車、17時40分に台北駅で解散となりました。

今年は、初参加の方が半分以上の19名を占め、台湾人参加者も例年以上の多さでした。少しずつですが、慰霊祭のことが知られていることを嬉しく思います。
廣枝氏と台湾人青年たちを繋ぐ絆のバトンを、いまを生きる人々が忘れないように受け継ぎ、また来年も多くの方にご参列いただきたく思います。

權田猛資
バシー海峡戦没者慰霊祭・廣枝音右衛門氏慰霊祭事務局長
一般財団法人自由アジア協会理事。
「日本統治時代の台湾」や「戦争体験」など歴史に関心があり、その思いをブログにて綴る。
ブログ「権田猛資の台湾ノート

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