ジュエリー輸入の代行サポート

ジュエリー輸入の代行サポート

Tag: 台湾 輸入代行 展示館参加支援
台湾に拠点を置かない日本のジュエリー会社が台湾の展覧会に出展するため、輸入代行のサポートを行いました。

まず、海外の展示会に出展するための方法としては大きく2つに分かれます。
1.TIB(Temporary Importation under Bond)(販売可)
2.ATAカルネ(販売不可)

1.TIBは台湾国内での納税義務が発生しますので難易度があがりますが、現金収入が見込めるというメリットがあります。

今回はTIBのケースでの出店をサポートしました。

ブース

台湾のジュエリー展覧会は、日本の出店業者がかなり少ないようです。

日本からの出店の少なさの理由

なぜ少ないかと言うと、以下の3つの理由があげられます。
①TIB輸出入手続き代行の仲介業者が数少ない、そして仲介料がびっくりするほど高額。
②自分でやろうとしても輸出入の手続きが複雑でハードルが高いい。この場合でも台湾側に輸入業者となってくれるところが必要。
③中国語での対応がむずかしい。

他の国は輸出入代行業者に依頼しても仲介手数料が安かったり、手続きも比較的簡単で、小さな企業でも出展しやすいらしいです。それと比べ台湾の出展は壁が高く、出展したくても高額な仲介手数料であきらめざるを得ない企業がほとんど、とのことです。

または、リスクを承知で通関手続きをしない=無申告で台湾に持ち込み、展示会でそのまま販売する企業もあるとか。。。

無申告で入国した場合は、台湾で商品を販売しても「正規発票(領収証)」が発行されないため、会社経費で仕入れをしたい企業にとっては経費計上できないために、購入をためらうということもも。。。

そんな中、LinkBiz台湾は、展覧会の正規輸出入代行の依頼を受け、サポートしました。

今回は、台湾に拠点がない企業の短期間のイベント出展などにおける輸出入について、関税法52条が適用になります。

関税法52条

関税法52条とは?
ざっくりと説明しますと・・・・・・
台湾に拠点を置かない企業が、短期間のイベント出展などで輸出入手続きを必要とする場合、輸入時に保証金(インボイス価格の5%)を前払いすることで通関手続きが可能となります。
また輸出時は、輸入時に申告した内容から販売した商品を除いた内容すべてを輸出することが条件となります。(10-7=3の計算)
※預けた保証金は戻ってきますが、販売した商品の営業税5%は納税することになります。

LinkBiz台湾のサポートの流れ

【1】空港手続き(台湾入国)

まず、空港は桃園空港発着。(松山空港やその他地方空港は不可)
空港税関は朝9時から16時までなので、遅くてもお昼までに到着する便で来てもらう。通関手続きには約3時間ほどの時間を見ておいた方が良いです。

空港に到着後、入国審査、荷物受取を終わらせ、「赤色の申告」のところに行きます。
「展覧会に参加するので、通関手続きをしたい」旨を申告をします。
別室に案内される地図をもらうので、一旦外に出てから別室へ向かいます。
外に出たところで、Link Biz台湾スタッフと合流

通関手続きが始まります。
インボイスなどの必要書類を提出し、現物と書類が一致するか検査されます。
インボイス価格の5%分を保証金として現金(台湾ドル)で預けます。

※保証金は現金で預けることになるので、台湾入国の際には、現金持ち込みの申告をしなければなりません。

問題がなければ、通関手続き終了。解散。

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※万が一、税関の営業時間をオーバーしてしまった場合は、翌日再手続きとなります。通関荷物は税関に保管することになり、保管料が別途かかってしまいます。
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【2】展覧会開催

ベンチャー・リンク台湾名義の発票を発行します。

そして、毎日展覧会終了時間頃、当日発行した発票がどれだけあるのか、書き方を間違えていないか、確認します。

画像の説明

※「発票(領収証)」は、台湾では現金同様に扱わなければならない重要書類です。
国税局が発票(領収証)を番号で管理していて、脱税できないシステムになっています。

発票は2聯式、3聯式の2種類があります。
2聯式は個人宛、3聯式は会社宛に発行します。


【3】展覧会最終日夕方

発票を回収します。

発票発行金額(=販売額)を基に、輸入時の書類に販売した商品の消込作業が始まります。

要は、すべてにおいて1+1=2の計算になるように、パズルを組み合わせるように確認していきます。

【4】精算

後日Link Biz台湾にお越しいただき、代行手数料など精算します。売上げた営業税5%分はLink Biz台湾で納税処理します。

【5】空港手続き(台湾出国)

来た時と同じ、桃園空港で手続きをします。
飛行機に乗り遅れないように、時間に余裕をもって手続きをします。
税関の営業時間朝一番の時間から手続きができるよう、空港でLink Biz台湾スタッフと待ち合わせします。通関手続きには約3時間ほど見ておいた方が良いです。

チェックインカウンターで手続きをした後、Link Biz台湾スタッフと別室へ行き通関手続きをします。

インボイスなどの必要書類を提出し、現物と書類が一致するか検査されます。預けていたインボイス価格5%分の保証金を返金してもらう手続きもします。

手続き完了後は、貴重品を入れたスーツケースやカバンは、出国するまで開けれないように、税関テープで閉じられます。

手続きが終了したら、ここで終了。挨拶してお別れとなります。出展者はそのまま出国手続きへ、Link Biz台湾スタッフはそのまま外に出ます。
画像の説明

これで、ジュエリー展覧会輸入代行が終了しました。

上記サービスについては台湾の国税局や通関にアドバイスを受けながら進めておりますので、個々のケースによって対応が異なる場合がございます。ご了承ください。

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