香港人新卒学生を採用してみませんか?【松本 博明氏@香港】

毎年弊社では香港の大学から委託を受け、日本語学科に所属する大学生の模擬面接や就職活動対策講座をお手伝いさせて頂いている。 そこで第14回目の香港コラムは「香港人新卒学生を採用してみませんか?」というテーマでお伝えしたい。
カレッジ

香港人新卒学生の就職対策講座・面接対策講座
さる2012年3月香港にある大学の日本語学科の学生約80名に対して模擬面接対策講座を行った。 香港の大学は3年制で毎年6月頃に卒業するのが一般的である。 今回は2012年6月に卒業予定の3年生約30名と2年生約50名の学生が参加した。 模擬面接は1、マナー(服装・入室・座り方・退出・笑顔・姿勢)2、日本語会話力(敬語・語彙力)3、自己PR力等の観点から評価される。 服装について男性はスーツ・ネクタイ・革靴、女性もスーツ・ブラウス・髪型・靴等がチェックされる。なかには茶髪の学生やスーツを持っていない学生もいたりする。 小生は面接官に扮して学生達に質問を投げかける。「学生時代に一番頑張ったことは何ですか?」「日本語を勉強しようと思ったきっかけは何ですか?」「卒業後どういう仕事をしたいですか?」「なぜ日系企業で働きたいのですか?」 彼らの回答は「和太鼓を頑張っています。」「無印良品でアルバイトしています。」「日本の伝統・文化が好きだからです。」「大阪や東京や京都、北海道を旅行して日本はとても美しいと思いました。」等、日本人としても嬉しい回答が返ってくる。 彼らはとにかく日本語を使って仕事をしてみたい。日系企業で日本人と一緒に仕事がしてみたいと強く思っているのである。
新卒

香港人新卒人材の特徴

香港人新卒大学生の特徴はまず語学が堪能であるということが挙げられる。 広東語、北京語、英語''''、日本語とほとんどの新卒学生が4ヶ国語堪能である。 香港の大卒者は世界的水準からも教育水準が非常に高いといわれている。 なぜなら香港にある大学はもともと数が少なく、どの大学も日本の六大学くらいのレベルと言われている。 香港社会も受験戦争が激しく、そこを勝ち抜いてきたごくわずかな子ども達しか大学進学はかなわないという。 特に有名なのは香港大学、香港中文大学、香港科技大などである。 香港大学はアジアの大学ランキング1位である。(ちなみに東大は5位)【アジア大学ランキング2010より】
また香港大学や香港中文大学には日本文化学科等があり、毎年各大学50名程度の新卒日本語人材が卒業している。 彼らの初任給は10000-14000HK$(約10-14万円)くらいである。 さらに彼らの特徴として挙げられるのは日系企業志望度が非常に高いということである。 インターンやアルバイトでも日本企業で日本の商習慣やビジネスマナーなどを学びながらキャリアアップしたいという傾向が強い。 すでに香港系企業などで香港の商習慣に染まってしまった香港人人材でなく、一から人材育成していくという選択肢もお勧めできるであろう。
校舎



香港人新卒人材の活用事例

実際に香港人新卒学生を活用している日系企業の事例を挙げてみたい。 まず香港進出している日系企業での香港人新卒採用の事例を挙げてみよう。 香港人男性の場合は営業セールスでのポジションが一番多い。 製造業や商社の場合は北京語を駆使して中国工場とのやりとりや中国人顧客のやりとりに充てるケースが多い。日本語は日本本社のとのやりとりや日本人上司とのコミュニケーションで重宝する。 そして次に日本国内で1~2年駐在させるケースである。#show(0406e.jpg,aroundr,,卒業) やはり香港では教育体制が整っておらず日本国内にて教育・研修をしてから中国や香港、東南アジアへ出張ベースで仕事させる日系企業もある。 人件費も日本人より安いので日本で教育・研修してから香港へ配属するという事例も挙げられる。
学生


香港人新卒学生を採用してみませんか?

このようにして香港人新卒の活用事例として香港現地法人での採用し香港・中国エリアでの活用事例と日本国内で活用する導入事例もあるのである。 最近の香港人新卒人材における傾向としてかれらは日本国内で就労してみたいという強い意識を抱いている傾向が見られるのである。 また正社員だけでなくインターンシップ(短期)やアルバイトでまず採用し、双方お見合い期間を経て正社員として採用するケースも挙げられる。

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香港人新卒学生の人材採用についてご質問・ご不明点はお気軽にお問い合わせ下さい。
(松本 博明:matsumoto@ci-asia.com)

著者紹介

松本 博明氏

松本 博明氏
キャリアインテグレーション代表取締役
1998年新卒で人材総合サービス パソナ 入社。
海外での活躍を目指し同社退社。
2005年にCareer Integration Asia Co.,Ltd. を香港にて設立する。
その後国内上場人材サービス会社へ株式売却後2010年にCareer Integration Co.,Ltd.に社名変更。
新卒で就職してから一貫して人材ビジネス業界にて人材コンサルタントに携わる。
現在は東南アジア・香港・中華圏エリアの日本人技術者に特化した人材紹介サービス
香港ワークス・華南ワークス・タイフィリピンワークス・ベトナムワークス ・インドネシアワークス・
カンボジアワークス・ミャンマーワークスなどアジア各地にサービスを展開する。

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