2015年 第8回、廣枝音右衛門氏慰霊祭レポート

【総勢48名の参加者】

獅頭山

2015年9月26日、今年も廣枝音右衛門氏慰霊祭ツアーが行われました。
今年は戦後70周年ということもあり、また劉維添氏の三回忌ということもあり、開催告知前から、とても多くの方より問い合わせをいただいておりました。
募集開始後すぐに、定員となり、予定していた44名を少し超える総勢48名という大人数の参加となりました。集合場所は、台北駅東3番出口、新竹市の台湾中油、獅頭山での現地集合と三か所に別れており、台中、台南からの参加者も8名ほどいらっしゃいました。
天気予報では、台風が近づいているとのことでしたが、例年通り、天候に恵まれ、晴天の中、出発となりました。これも廣枝音右衛門大隊長と、その部下だった劉維添氏のご加護だろうと思います。

【行きのバスの中で】

台北駅でバスに乗車後、参加者の自己紹介が行われました。
昨年、一昨年から引き続いて参加される方々はすでお知り合いの方も沢山いらっしゃったようです。今回初めという方も多かったのですが、参加理由などの簡単な自己紹介で、すぐに打ち解けることができました。下は小学校前の子供から上は80代ご老人まで、様々な年代の方が参加されました。10代から30代という若い方が多かったのには驚きました。

次に新竹市から高雄方面からの参加者が乗車され、同様に自己紹介されました。
私は今まで、問い合わせや、参加申し込みのメール対応をしていましたので、実際に皆様にお会いできてとても嬉しく思いました。
車内では、弊社代表渡邊が、廣枝音右衛門氏に関する書籍の紹介や、昨年までの慰霊祭の様子をお伝えしました。少人数で始まった第1回についてや、一昨年、お亡くなりになった劉維添氏との思い出など、とても興味深く聞き入って、本慰霊祭に参加する心がまえが出来ました。
参加者のお一人、喜早天海様からは、自費出版された小冊子を参加者に寄贈頂きました。もちろんこの冊子にも、「廣枝音右衛門氏慰霊祭ツアー」のことが記載されています。

【慰霊祭と講話】

読経

中秋節の連休と重なり、高速道路で多少渋滞に合いましたが、ほぼ時間どおり獅頭山に到着することができました。慰霊祭が行われる勧化堂まで、200段ほどの階段を登ります。登り階段に自信のない方は、エレベーターを利用しました。勧化堂には、廣枝音右衛門氏のご位牌、その隣には、廣枝氏奥様のご位牌、その前には、弊社代表渡邊が廣枝音右衛門氏のお亡くなりになった場所から取ってきた土が白い器で供えらえています。
劉維添氏のご位牌は、少し離れた場所に、共同の位牌にお名前を見ることができました。

掛け軸-1

実は弊社代表渡邊は、昨年参加された高井敬子様より2軸の掛け軸を受け取っており、ぜひ慰霊祭の時に、後ろに飾ってもくださいと依頼を受けていました。一つは亡き劉維添氏、もう一つは弊社代表渡邊の姿の絵でした。まるで、劉維添氏がそこにいるような雰囲気で慰霊祭を行うことができました。

参加者が順番に線香と祈りを捧げた後、3人の道士様による読経が行われました。沢山の人たちが見守るなか、厳かに読経は流れました。天気はとても暑かったにもかかわらず、穏やかなスッキリした気持ちになりました。
参加者の皆様も、各々、廣枝音右衛門氏や劉維添氏のことを思っていたのでしょう。熱心に手を合わせていました。

慰霊祭終了後に、獅頭山勧化堂 董事黄鼎松氏より講話を拝聴しました。黄氏は、廣枝音右衛門氏や劉維添氏の言われをよくご存じで、改めて廣枝音右衛門氏や劉維添氏、獅頭山の結びつきを強く感じました。
劉維添氏の娘婿である王氏からも挨拶をいただきました。慰霊祭だけでなく、劉維添氏のご家族とも交流が続いていることが嬉しかったです。
今回は黄氏より、参加者全員に月餅とお守りのプレゼントがありました。帰宅後に自宅で頂きましたがとても美味しかったです。

講話

昼食は、勧化堂の食堂で素食を頂きました。素食を侮るなかれ、どれも肉や魚を使っていないのにも関わらず、豪華で美味しい料理でした。

【南庄郷を歩いてみる】

日本家屋

スケジュールの最後は、南庄郷の散策です。
老街には、日本統治時代を思わせる乃木坂や郵便局があります。
慰霊祭ツアー一行は、郵便局前の日本家屋を見学しました。
この日本家屋は、劉維添氏の奥様のご実家にあたり、このツアーの参加者だけが、門の中へ入れます。庭にある立派な松の木の前で、恒例の集合写真を撮影しました。
この後は、参加者各々が、老街を歩いたり、お土産を買ったりして楽しみました。

音右衛門-妻

昼食を食べた直後だというのに、抹茶かき氷など、甘い物を食べる方もいました。

帰りのバスに乗る直前に、劉維添氏の奥様にお会いできました。お年は90を超えられています。
足がお悪いと聞いていたのですが、私達に会うために、普段お住まいの二階の住居から降りて来て下さいました。本当にありがとうございました。



【台北への帰路】
帰路のバスの中では、各々の感想を共有しあいました。
皆様から、慰霊祭の実行委員に対して、労をねぎらう言葉をいただき大変うれしく思いました。
盛りだくさんの慰霊祭ツアーで、参加者は、少し疲れていたようで、感想を共有した後、少しお休みになっている方もいたようです。
日本人として先人の行いを知ることは大切なことだと思います。その行いは辛くて悲しい事実かもしれませんが、若い人たちに伝えていくことが年長者の義務だと思いました。



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