カンボジアの交通事情【黒川治郎氏@カンボジア】

日本からカンボジアへ行くには直行便がないため乗り継ぎ時間を含めると最短でも7時間かかります。
しかし、カンボジアからは3時間以内のフライトで7カ国へ行けます。
カンボジアは、東南アジアのほぼ中心に位置する魅力的な立地なのです。
今回はそんなカンボジアの交通事情についてお話します。

【飛行機】

<国内移動>
カンボジアの国内線はアンコールエア1社です。
ルートはプノンペン⇔シェムリアップ間、そして今年新たにシェムリアップ⇔シアヌーク間の就航を開始しました。
シェムリアップは世界遺産アンコールワットのある観光都市、シアヌークは現在急ピッチで開発が進んでいるカンボジア一のビーチリゾートです。
プノンペン⇔シェムリアップ間の料金は片道88ドル、最近1便増え現在は1日4便です。
ネット予約がなく窓口に行かなければ予約できない点がやや不便ですね。

<国外移動>
国際空港はプノンペン空港とシェムリアップ空港です。
どちらからもタイのバンコク、ベトナムのホーチミンへは1時間程度で着きます。

【大型バス】

<国内移動>
比較的安全で快適なメコンエクスプレスの利用をおすすめします。プノンペン⇔シェムリアップ間(314km)がたったの片道11ドルです。
時間は6時間と長いですが、最もリーズナブルな移動手段です。
プノンペン⇔シアヌークビル間(230km)は4時間で7ドルです。

<国外移動>
メコンエクスプレスはプノンペン⇔ホーチミン間も運行しています。距離は240km。
国内のシェムリアップよりも近いのです。
料金は12ドル!
ただ入国審査の待ち時間があるためトータルで6時間ほどかかります。
大型バスは国境を越えタイ・ベトナムへ入国することができるので便利です。
タクシー、自家用車は入国できないので乗り換える必要があります。

【タクシー】

国内の長距離移動ではタクシーをチャーターするという手段もあります。
プノンペン⇔シェムリアップ間で4時間、1台約60ドルですから複数人で利用する場合に便利です。
プノンペンにはタクシー会社が2社、最近シェムリアップにも1社できました。

【トゥクトゥク・バイクタクシー】

タクシーの普及率は低く、まだまだ街中で手を挙げてつかまえられるほど走っていません。
そこで旅行者やカンボジア人の重要な足となっているのがトゥクトゥクと呼ばれる乗り物やバイクタクシーです。

【バイク】

最近ローンを組めるようになったためバイクに乗る若者が急増しています。
交通ルールを無視する運転手が多いので車で走る時は注意が必要です。

【乗用車】

新車を購入すると関税が100%かかります。
私は中古のランドクルーザーに乗っていますが故障が多くてなかなか大変です。
つい先日はサイドミラーの盗難に遭いました。
プノンペンでは盗難に遭わないようミラーをネジで固定するのが常識のようです。
私はプノンペンからシェムリアップまでよく車で行くのですが、なかなかの悪路のため運転は常に緊張します。
猛スピードで追い越すバイクがあるかと思えば、のろのろと牛が車をひいていたり。
子供達が自転車や徒歩で通学していたり。

電車や市内バスなどの公共交通機関もそう遠くはない将来にでき、便利になることでしょう。

著者紹介

黒川治郎氏
HUGS Cambodia Co.,Ltd. Chief Directer 兼 株式会社プラゼール代表取締役

黒川治郎氏

1979年イラク・バグダッドで生まれる。
1年半後、イランイラク戦争の開戦に伴って日本に帰国。
生まれながらに希少な体験をする(覚えてませんが・・)。
その後大学まで埼玉&東京で育ち、2001年よりベンチャー・リンクに勤める。
複数の 転職を経て、2006年9月に株式会社プラゼールを設立。
焼肉屋やゴルフスクール等の直営店を経営しながらフランチャイズ展開の支援を行う。
そして2010年、カンボジアでの事業をスタート。
さらに2011年2月より妻・娘(2歳)と共にカンボジアへ 完全移住し、HUGS Co.,Ltd.を設立。数百ヘクタールの大規模農業を中心に、 養豚・養殖・精米所の運営など様々な事業展開を行う一方で、孤児院や学校の 支援も行う。

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