和僑アジア大会、来年はシンガポール決定〜MRT鉄道度重なる運休について思う【岩田弘志氏@シンガポール】

先月末に参加した「和僑アジア大会2011in上海」でプレゼンを行った結果、来年はシンガポールでの開催が決定しました。
シンガポール大会では1,000人の和僑に参加してもらい、プレゼンや交流を通して最大限ビジネス発展の機会を見出してもらえるよう仕組んでいきますので読者のみなさんも参加をご検討ください。
開催時期は2012年11月頃。
日程や会場が確定次第またこちらのコラムでもご案内させて頂きます。

さて話は変わりますが12月15日19時頃、MRT鉄道南北線が運休になりました。
最初はマリーナベイ駅からトパヨ駅までの区間で、じきに全南北線の運航が停止。
復旧したのは23時過ぎだったとのことです。

その時間、私は南北線沿線のある居酒屋で家庭医の方と飲んでおり、タクシーで帰ったためこの影響を受けることはなかったのですが、
突然地下の軌道で停車した車内に多くの人が取り残され、真っ暗な中電車を降りて近くの駅まで移動した人、また電車が牽引されるのを車内で待ち続けた人がいたとのことです。
この運休で12万7000人の足に影響が出たといくつかのメディアでは報道されています。

この運休事件はこれだけでは済みませんでした。
二日後の17日土曜日の朝7時前のこと。
改めて同じ区間が運休しました。今度は復旧まで約3時間を要しました。

この度重なる運休はシンガポール中心部の商業施設に与えるダメージが少なくないほか、
すべてがシステマチックに運営されていることが売りであるシンガポールの国際的印象に大きなダメージを与えたことから、首相も声明を出すに至りました。

翌日曜日は、週明けを控えて徹底的にチェック・修繕をしようと考えてか、敢えて朝から運休。
10時頃まで作業を続けると発表されました。
今回運休したのは南北線に限らず、同じシステムで南北線と同じ1987年から運行している東西線も運休し、臨時メンテナンス作業にあたった様です。
結局のところ運行を再開したのは11時過ぎのことでした。

その後メディアの発表により、最初に起きた南北線運休の前日、最近全線開通したばかりの無人システムを導入した環状線でも一時運休が起こっていたことや、今年合計で27回マイナーな運休が発生していたことが明らかにされました。

シンガポールのMRT鉄道のオーナーは陸上交通庁。
今回問題を起こした線の運営を委託されているのは、バス業やタクシー業なども複合的に行うSMRT社。
現行4線のうち3線をこの会社が運営している。

インターネット上で調べてみると、川崎重工がこのMRT鉄道向けに車両を製造・納入しているとあるし、「海外鉄道技術協会」なんていう組織もみつけた(http://bit.ly/scRF9d)。
これを機にJRや阪急阪神など日本の私鉄が陸上交通庁向けに将来のMRT鉄道運営権受託を目指して動いてみたらどうかと思う。

関西電力や九州電力が経営参画する発電会社、セノコ・エナジーのケースもあるし(http://bit.ly/rXRIg6)。

著者紹介

岩田 弘志氏

岩田 弘志氏

中央大学卒業後、富山へ帰郷。日本通運で5年強勤務。
98年より渡星し日系引越会社へ就職。
02年異文化トレーニングファームIBCの日本リエゾン就任するも、04年にシンガポールへ戻り再度同じ引越会社へマネージャー職として復帰。
07年シンガポール経済新聞を立ち上げるため同グループ内の出版会社コムへ移籍。
その後ONE IPTV社GM、セレスティアル・ナビゲーションズ社取締役を歴任。
起業支援のドリームゲート内でブログを2005年より展開。
http://bit.ly/d9rDwO

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